ギリシャ

 

 ヘッジファンドが原油のロングポジションを40%減らしているそうです。要注意!!
 ブラックロック・ゴールドファンドは、鉱山会社が配当を引き上げると見ています


 同じ人口のオーストリアの二倍の規模の公務員を持ち、公務員年金が元の給与8割に上るというギリシャは必ず破綻します。ここで気をつけたいのは、次の数字です。

ギリシャ国民一人当たり借金 44000US$
アメリカ国民一人当たり借金 45000US$


 ではギリシャが破綻したらどうなるのか?ユーロ離脱しかないのでは???

 債券投資家は既に、まるでデフォルト(債務不履行)したかのようにギリシャ国債を値付けしている。ハーバード大学のマーティン・フェルドスタイン教授は本紙(英フィナンシャル・タイムズ)の寄稿で、「ギリシャのデフォルトは避けられない」と論じている。次第に多くの人に共有されるようになった見方だ。
 だが、デフォルトは一体どのように起こり、どんな結果を招く可能性が高いのか? 考えられる以下のシナリオはどれも、読んで安心した気持ちになるものではない。

(1) 無秩序なデフォルト
ギリシャ議会が来週、政府の新たな緊縮財政措置を否決し、国際通貨基金(IMF)と欧州連合(EU)が当初の救済融資の次回トランシェ120億ユーロ分について、実行を拒否する。その結果、ギリシャ政府は資金不足に陥る。政府は請求書の支払いができなくなり、公的部門の賃金や金利も払えなくなる。ギリシャは欧州とIMFに対して寛大な融資を懇願するが、他国は我慢が尽き、南の隣国と手を切る。ギリシャがデフォルトしたことで、欧州中央銀行(ECB)はギリシャの銀行への資金供給オペでギリシャのソブリン債を担保として受け入れないという脅しを実行に移す。ギリシャの銀行では取り付け騒ぎが起き、資金が尽きた銀行は内部崩壊し、店を閉める。家計は銀行から資金を引き出せず、支出が止まり、企業は勘定を払えず、失業が急増する。ギリシャ経済は恐慌に突入する。世界中で感染が危惧される。だが、リーマン・ショックの教訓を学んだ各国中央銀行はECBも含め、取り付けに遭っている他の銀行に無制限の流動性を供与し、ダメージを抑える。しかし、世界中で信頼が打ち砕かれる。そして成長が低下する。

(2) 秩序正しいデフォルト
 ギリシャの政治家が、民間部門が多額の損失を被る形での債務再編が必要であることを欧州に納得させる。ドイツのアンゲラ・メルケル首相とフランスのニコラ・サルコジ大統領は、最初は協力を拒むが、土壇場になって折れ、ECBにギリシャの銀行部門への資金供給を続けさせる。ギリシャの債務負担は、返済不可能な状態から単に返済が困難な状態へと軽減される。基礎的財政収支が赤字なため、ギリシャの緊縮財政は一段と強化され、ギリシャの議員はそれを受け入れる。ギリシャ国債の価値が大幅に低下した結果、ギリシャの銀行システムの資本を増強するために、ギリシャへの追加金融支援パッケージが求められる。それでもギリシャの競争力の問題は解決されないが、債務が減少したことで、低成長、厳しい財政、改革を巡る定期的な国内の小競り合いを繰り返しながら、何年も倒れずにあがき続けることになる。ギリシャ経済はますますイタリアに似てくる。だが、欧州にとって比較的害が少ない結果となったことで、ユーロ圏の他の周縁国――特にアイルランド――も債務免除を求めるようになる。

(3) よろめき続ける
 ヨルゴス・パパンドレウ首相は、追加的な緊縮財政政策に対する支持票を獲得し、2011年後半に第2次金融支援が合意される。民間部門の債務借り換えは純粋に自発的なものであるため、デフォルトは起きない。だが、ギリシャ国債を所有する銀行やファンドは手持ちの残高を減らす方法を見つけ出し、その結果、政府債務の大部分は公的部門――他の欧州諸国やIMF――の手に委ねられることになる。債務削減のさらなる遅れの後、2013年までにギリシャの基礎的財政収支は黒字になるが、債務状況が持続可能でないことは明白だ。そこで債務再編が合意される。IMFは上位の債権者として全額返済を受けるが、他の欧州諸国は損失を計上することを余儀なくされ、自国民に対し、ギリシャ向けの融資がどうして不良化したのか、なぜそれでもこれが財政同盟ではないのかを説明せざるを得なくなる。政治は当初、不快極まるものになる。有権者は愕然とし、ミスリードされたと感じる。そして、欧州北部諸国で中道政権が倒され、蔓延する欧州懐疑主義に取って代わられることになる。

(4) ユーロ圏からの離脱
 無秩序なギリシャのデフォルトという見通しが徐々に近づくにつれ、当局者たちは、デフォルトとユーロ圏からの退出に向けた「次善策」の提案を作成する。このニュースが漏れ、すぐにあらゆるギリシャの資産からの資本逃避が起きる。ギリシャ政府はゲームが終わったことを悟り、1週間の銀行営業停止を宣言。その間に、銀行が保有するユーロを新しいドラクマに転換し、もう政府債務の元利払いには応じないと発表する。銀行が再開した時、ドラクマの対ユーロ相場は急落し、対外債務を持つ多くのギリシャ企業は倒産に追い込まれる。ギリシャ政府は、自らに資金を供給するためドラクマを印刷し、ハイパーインフレが起きる。ユーロ圏の別の場所では、ユーロ創設で消滅したと考えられていた新たな為替リスクを恐れて、欧州のすべての周縁国から資本が逃避する。スペイン、アイルランド、イタリア、ポルトガルはどこも、その後の混乱でユーロ圏から追い出され、リーマン・ブラザーズの崩壊後よりも大きな信頼の危機を引き起こす。
欧州が恐慌に突入すると、欧州の指導者たちは、21世紀初頭に自分たちが行った政治的、経済的実験が崩壊したことについて沈思熟考することになる。

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2016年 先行投資50万円
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2014年 先行投資300万円
2013年 先行投資250万円

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好物:海老チャーハン
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趣味:旅行
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