パナマ文書 映像で説明 +転載

https://www.youtube.com/watch?v=aAaDOjyebLY

英語ですが、見てるだけでわかると思います。

設定→英語字幕ONがお勧めです

転載

 ・・・<『膨張する金融資産のパラドックス』、p350~p354から抜粋開始>・・・

 [1年前から見られたリーマン危機の先行現象]

 2008年9月のリーマン危機のときは最初、フランスの大手銀行BNPパリバのサブプライムローン関連の証券に買い手がつかないという「パリバショック」が起こりました。これが端緒でした。リーマン危機の1年前の07年8月でした。
 米国の住宅価格の下落が始まったのは、その1年前の06年からでした。日銀が量的緩和を停止し、ヘッジファンドがゼロ金利の円を借りてMBS(不動産ローン担保証券)を買っていたキャリートレードが急減した06年7月からだったのです。07年末からは、米国の中小住宅ローン会社の倒産(100社以上)が始まっていました。同時に、全米5位の大手投資銀行で、住宅ローン債券が多かったベアー・スターンズの経営が急速に悪化し、08年5月にJPモルガン・チェースに救済合併されています。
 危機の2カ月前の08年7月には、政府系住宅証券会社のファニーメイ、フレディマックが相次いで政府資金$2000億(24兆円)投入されて、国有化されています。そして9月15日がリーマン危機で、米国株の暴落でした。1年前から、株価の暴落とドル下落のサインは出ていたのです。
 大きく、しかも広範囲な危機のときは当初、損害が金融機関によって隠されます。損害額は小さいと宣伝されるのです。これは金融危機や財政危機につながるバブル崩壊に共通しています。日本への影響でも当時の経済財政政策担当の与謝野馨大臣は「蚊ほどの影響もない」と国会で答弁しています。
 リーマンの倒産前も特徴的でした。当時のCEOは倒産の2週間前に、4半期決算で最高の利益を上げ、財務基盤は盤石と発表していました。デリバティブ証券の損害が表面化していなかったからです。清算日まで利益や損失は、確定しません。そして金融ムラの店頭取引の相手が承諾すれば、損失が露わになる清算日のロール・オーバー延長も続けることができるからです。

 [隠される損失に惑わされるな]

 消滅したリーマン・ブラザーズを含み、金融機関は大きな損が露呈するまで「財務は健全」と言い続ける本性を持っています。財務とは資金繰りです。自行の損害は大きいとCEOが漏らせば、噂は驚く速さで広がり、取付けが起こって、銀行間ローンの借り換えも停止されるからです。
 金融機関は預金や銀行間ローンで低利の短期資金を借り、高い金利の長期の債券やローンに投資しています。1年以内の社債であるコマーシャル・ペーパー短期ローン短期債券で調達した資金を、長期のローンと債券に変えて、長短の金利差から利ザヤを取る「満期変換」が金融業の本質です。
 預金は払う金利が低い短期資金です。長期貸付は金利の高い長期資金です。金利の低い短期資金でマネーを集め、長期ローンや債券に変換して利ざやを利益にするのが銀行です。
 危機を公表すれば、リスクを感じた預金者から預金が引き出されるので、はっきり露呈するまで隠し続けます。これは粉飾というより、長短の資金の満期変換という金融事業の仕組みから来る本性です。
 公的な監督当局が「A銀行は危機」と漏らせば、即日に取付けが起こるので、ストレステストで見つかった大きな含み損も隠されます。自己資本を壊さない範囲の損だけを外部に出すのです。2012年の南欧債の危機のとき、実際にユーロであったことです。

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Author:禅師
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2016年 先行投資50万円
2015年 先行投資300万円
2014年 先行投資300万円
2013年 先行投資250万円

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趣味:旅行
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