シェールガスについて

IAE、在来型エネルギーに軍配を上げる: The Voice of Russia http://japanese.ruvr.ru/2013_11_14/124420404/
米国がシェール燃料によって石油市場の勢力図を塗り替えることは不可能である。世界の石油需要をカバーできるのはOPECおよび特定「在来型エネルギー資源」採掘国のみである。IEA(国際エネルギー機関)は以上のような報告書を発表した。シェール燃料の採掘が現実的になり、また実現したのは、ごく最近のこと である。米国は2000年初めに商業生産を開始。エネルギー市場に「革命」が起きると騒がれたものだった。世界はこれからエネルギー資源「潤沢」の世紀に 入る、と。しかし、IEAによれば、それは大きな誤りである。なるほど、石油価格の高騰と、技術の発達によって、シェール油・ガス田の開発はやや現実的になった。しかし、将来性は、依然、値段の安い在来型の石油にある。ロシア石油ガス部門生産者組合のルスタム・タンカエフ氏は次のように語っている。
「ロシアの石油採掘コストはバレル当たり2~14ドル。対するシェールオイルは80ドルだ。市場価格がバレル当たり100ドル以上であれば引き合うが、10ドル下がれば、シェールオイルには何の収益性もなくなってしまう」 またIEA予想では、ガス需要は今後も成長を続けていく。アジア、特に中国の牽引によって、これから20年間で3割の需要増が見込まれる。IEAノファティフ・ビロル氏は次のように語っている。
「今後20年、ガス需要は成長する。欧州は若干だが、中国の需要は盛大に伸びる。中国は現在、環境汚染問題のある石炭から、天然ガスへの切り替えを進めている。中国は巨大なガス需要国となり、ロシア産ガスの最大のお得意先になる可能性がある」
ロシアと中国は石油ガス部門において長い協力の歴史をもっている。ここで言う石油ガスとは、より収益率の高い、在来型のことである。 まず、ガス。両国は、西および東シベリア産ガスの供給開始に関する合意に調印した。その容量は年間6800万立方米だ。2つのルート、すなわち「シベリ アの力」パイプラインと 「アルタイ」パイプラインが使われる。また、「サハリン1」、「サハリン2」プロジェクトによる極東産ガスの供給も実現する可能性がある。以上は「ガス プロム」担当の供給計画である。
もうひとつ、独立系ガス会社「ノワテク」の中国向け巨大プロジェクトが存在する。これから15年間の間、中国に毎年、最大300万トンのLNGを供給する、というものである。現在、契約延長が検討されている。次に、石油。ロシア産石油の中国への供給は、「ロスネフチ」にはなじみの事業である。同社は現在中国に対し年間最大1500万トンの石油を供給している。ルートは「東シベリア」パイプラインの支線である「太平洋」パイプライン。中国には、判断に迷う余地はない。シェールガスでもシェールオイルでもなく、在来型の化石燃料である。先のタンカエフ氏は次のように語っている。
「ロシアのウラル石油やサウジアラビア産石油など、普通の石油はまだ豊富にあり、蓄えはむしろ充実していく。私はIEAの見方に賛成だ。シェールオイルなどはエキゾチズムに過ぎぬ」
中国はエキゾチズムにほだされることなく、伝統にのっとり、今夏、「ロスネフチ」との間に、在来型石油の供給量増加に関する合意を結んだ。年間供給量は3100万トンに引き上げられた。

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